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SHORAIバッテリー搭載

ノーマルバッテリーに変わりリフェバッテリーSHORAI LFX09L2-BS12(公式サイト)を搭載することにしました。数ヶ月前に購入してあったのですが、今頃アップします。

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バッテリー交換もオイル交換同様慎重さが求められます。なんと言ってもきちんと電気がバイクにいきわたりエンジン始動が安心して出来、走行中に失火したりせずライト、ウインカー、テールライトなどの電装品が問題無く作動してくれる信頼性こそが第一義の最優先事項だからです。ですので自分も何度かノーマルバッテリーをワンサイズ落とし、軽量化と同時に幾許かのスペースを稼ぎたいと考えてはいたのですが、バッテリーに不安な気持ちを抱えて走る事に躊躇いがあり、無茶するのはやめていました。そんな居りSHORAIバッテリーの事を知りました。早速調べてみると非常に良さそうです。

・自己放電率が少なくメンテナンス無しで1年後でも使用可能
・米国防総省のミルスペック適合のカーボンコンポジットプラスチックケースを採用
・速いクランキングが可能で始動性抜群
・鉛や希硫酸等を一切使用しておらず、爆発する危険性がなく安全
・環境を破壊する鉛等を使用していないため、環境に優しい

……等ありますが、製品説明(公式サイト)を読んでいただくのが一番です。実際に使用してもいませんし、電装系に関しては勉強不足で苦手意識のある自分ですが、公式サイトの説明をみてこのバッテリーなら小型軽量化しても大丈夫そうだと言う妙な確信を得ました。保証期間が2年と言うのも安心ですしありがたいです。(ちなみにノーマルバッテリーGS YUASA YTZ7S (公式サイト)は保証期間1年です)自分のTrickerは2009年9月納車ですが実際には'08年モデルで約4年が経過している事もポチってしまった理由のひとつです。が何よりもYAMAHA純正品(本日現在で23,520円)に比較して半額以下の価格も超魅力的でした。またより軽量な他社製品と比較した場合、より低価格でしかもCCA=コールドクランキングアンペア値が高く、防塵防滴仕様である事もSHORAIバッテリーを選択した理由です。

バッテリーを小型軽量化したかったのには訳があります。自分のTrickerにはMETASYSTEM DEFCOM3ETC JRM-11を搭載しています。Trickerオーナーさんならすぐにおわかりいただける話なのですが、Tricker本当に車載出来るスペースが限られています。特に自分の場合Trickerの見てくれを気にしてETCを別体式にしているため、工具積載スペースを犠牲にして双方を何とか詰め込んでいるような状態です。また元々ETCユニット本体はリアのヘルメットホルダーに取付けられていたので、アンテナや電源、シグナルコードが非常に長くそれらを収めるとカバーを閉めるのがかろうじて可能だったのです。そこでバッテリーを小型化してETCユニット本体の収納スペースを稼ぎ出したかったのです。例え工具カバーとは言えかなりストレスをかけて閉めていたので気持ち良くなかったのです。

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バッテリーのサイズは上記掲載の表のとおりで見事に一回り小さくなっています。特に高さに関しては17mmも小さくなっているので、この部分に余裕で収納可能?なはずです。実際に手に持つとその重量差を数値以上に感じて驚愕します。

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言わずもがなですが左がノーマル、右がSHORAIバッテリーです。実はノーマルバッテリー周辺にはご覧のとおり(下の写真)多数の配線が行き交っている上に、ギリギリのスペースに押し込まれています。このためノーマルバッテリーの大きさだと着け外しに知恵の輪的なコツがいるのです。今回も取り外しに非常に苦労しました。

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ところが何かの拍子に実にアッサリ簡単にスルッと取り出せるのです。SHORAIバッテリーに関心したのは大きさと重さだけではありません。取付用ネジとナットが計2セットぶんも同梱されている上に、ナットに一工夫してあり取付がとても容易なのです。

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それ以外にもバッテリーが小さくなりケース内で動いてしまわないように、ノーマルバッテリーサイズに準じた成形が容易なスポンジフォーム(詳細は最下段の動画を参照してください)も入っています。またあらかじめ充電済なので、すぐに車両に取付が可能です。さらに大、中、小様々なサイズのステッカーまで入っていて非常に嬉しかったです。こういう気配りひとつとっても、なんとなく製品への信頼感が増すものです。

ここでSHORAIバッテリーを借り組しようとバッテリー搭載スペースに入れてみると、一回り小型なので当たり前なのですが、実に簡単に収まってくれます。驚異的な軽さも含め、ここでもSHORAIバッテリーのありがたさを実感します。ですがその小型さゆえノーマルの配線が低い位置に来過ぎて、バッテリーケースと一部干渉してしまいます。本来は付属のスポンジフォームを利用して位置調整が可能です。ですが自分の場合、バッテリー上部の空間を利用したいため、出来る限り低い位置にバッテリーを積載したかったためにわざわざ加工する訳です。配線がストレス無く収まるようにバッテリーケースの一部をカットしました。こう言う時に樹脂は加工が簡単なのでとても助かります。カットした部分は意外と鋭角になっていたので、後々配線を痛めたり怪我をしたりしないようにヤスリ掛けして角を丸めておきました。

さて、加工が終了したところでTrickerノーマルバッテリー位置に収まったSHORAIバッテリーの上部には、ETCユニット本体を設置可能な十分な空間がありました。早速ETCユニットをバッテリー上部に移動してみたところ見事にピッタリ収めることが出来ました。セルやウインカー柄問題無く動作することを確認し、サイドカバーを取付けようとして問題が発覚しました。ETCユニット本体の幅があり過ぎてサイドカバーが閉まらない、出っ張ってしまうのです。せっかく高価格のリチウムイオンバッテリーを購入しコレでバッチリと思ったのですが、コレは痛いです。ですがらあらかじめETCユニット本の大きさを考慮しておかなかった自分の落ち度です。そこで上部にはゴチャゴチャとした配線回りを収めることにして、今度はSHORAIバッテリーの薄さを利用して、サイドカバーとバッテリーの間の空間を利用してETCユニットを設置出来ないか試してみました。ところが先ほどバッテリー上部の空間を利用した時よりもさらに、サイドカバーを閉めるのが苦しくなってしまいました。どうやらバッテリーを固定しているラバーバンドに付属してるヒューズボックスの厚みが邪魔をしているようでした。

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そこでヒューズボックスを取り外してバッテリー上部の空間に移動して見たところ(上の写真)、何とかサイドカバーを取付けることが出来ました。万々歳です。と、言うような訳で少しばかりの苦労と試行錯誤が必要でしたが、バッテリーの小型化とETCユニット本体の移動設置が無事に終了しました。実際のバッテリー重量の測定と具体的なダイエット数値に関してはいつも通り別エントリーで報告します。

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仮組後とバッテリー搭載後に動作確認のため当然エンジン始動していますが、さすがに新品バッテリーだけあり、短時間の力強いクランキングで始動します。アイドリング状態でハザード点滅させてみても心なしか明るい気がします。ホームページの薀蓄を読む限りかなりの高性能ですし、2年保証がつくので当然それを信頼して購入しています。今後の使用で問題が出ない事を祈ってます。

参考までにどうぞです。>SHORAIバッテリー取付ガイド(公式サイトPDF)


You Tube>SHORAI LFXバッテリー取り付けガイド

Thanks 546Magnum  tuned R100GSPD怪 スーパーヘテロダインレーシング :-)

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